神戸市立東須磨小学校での教員間暴力・暴言問題で、市教育委員会は30日、被害教員側への対応が不適切だったとの指摘を受けていた芝本力・前校長について、11月1日付で現在校長を務めている別の市立小から市教委総務部に異動させる人事を発表した。
前校長は2016年度に教頭として東須磨小に着任。18年度に校長となり、今春異動した。教頭時代に被害教員に飲み会参加を強要し、校長時代の18年末にも被害教員が加害教諭の行為を相談しようとした際に制止したなどとされ、市教委が経緯を調査している。問題発覚後に心身の不調を訴え、療養中だという。
また、市教委は、懲戒処分の決定前でも職員給与の支払いを停止できる条例改正案が29日の市議会で可決・成立したことを受け、加害側4教諭を分限休職とし、給与支払いを停止する案を31日の市教委臨時会議にかける方針を決めた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル